-----3 15年のあゆみ ・沿革 ・現・組織体制 -----4 沿革  東京大学バリアフリー支援室は、平成13年6月設置の「バリアフリーの東京大学」を実現するためのワーキンググループ等における議論を経て平成14年10月に設置された「バリアフリー支援準備室」の改組拡充により、平成16年4月に発足しました。  バリアフリー支援室は、発足当初駒場IIキャンパスの先端科学技術研究センター内に置かれていましたが、支援の急速な拡充に対応するため、平成18年4月に本郷支所を開設、翌年平成19年4月には駒場支所を駒場Iキャンパスへ移転しました。さらに、平成28年11月より本郷支所柏分室を柏キャンパスにて週一回開室しています。現在は本郷(柏)、駒場の2支所1分室体制で、東京大学に在籍する障害のある学生・教職員へのサポートおよびキャンパスのバリアフリー化に取り組んでいます。 <歴代室長、支所長(副室長)> 以下、年度、役職名、氏名、所属等の順 平成16年度〜、室長、渡邊 浩(わたなべ ひろし)、理事・副学長 平成16年度〜、副室長、加我 君孝(かが きみたか)、医学系研究科教授 平成17年度〜、室長、濱田 純一(はまだ じゅんいち)、理事・副学長 平成18年度〜、室長、佐藤 愼一(さとう しんいち)、理事・副学長 平成19年度〜、室長、平尾 公彦(ひらお きみひこ)、副学長 平成21年度〜、室長、池田 信雄(いけだ のぶお)、総合文化研究科教授 平成21年度〜、本郷支所長、松井 彰彦(まつい あきひこ)、経済学研究科教授 平成21年度〜、駒場支所長、福島 智(ふくしま さとし)、先端科学技術研究センター教授 平成23年度〜、本郷支所長、丹下 健(たんげ たけし)、農学生命科学研究科教授 平成23年度〜、駒場支所長、深代 千之(ふかしろ せんし)、総合文化研究科教授 平成24年度〜、室長、丹下 健(たんげ たけし)、農学生命科学研究科教授 平成24年度〜、本郷支所長、若原 恭(わかはら やすし)、情報基盤センター教授 平成25年度〜、駒場支所長、中澤 公孝(なかざわ きみたか)、総合文化研究科教授 平成26年度〜、本郷支所長、西出 和彦(にしで かずひこ)、工学系研究科教授 平成27年度〜、室長、深代 千之(ふかしろ せんし)、総合文化研究科教授 平成29年度〜、室長、熊谷 晋一郎(くまがや しんいちろう)、先端科学技術研究センター准教授 平成29年度〜、駒場支所長、月脚 達彦(つきあし たつひこ)、総合文化研究科教授 -----5 <支援室略年表> 平成13年6月 「バリアフリーの東京大学」を実現するためのワーキンググループ設置 平成14年6月 東京大学バリアフリーワーキンググループ設置 平成14年10月 バリアフリー支援準備室開室(駒場IIキャンパス先端研3号館) 平成15年3月 「東京大学憲章」制定 平成15年8月 「東京大学における障害をもった学生の修学の支援実施要項」制定 平成16年3月 東京大学バリアフリーワーキンググループ解散 平成16年4月 バリアフリー支援室発足(バリアフリー支援準備室から改組) 平成16年9月 「東京大学における障害をもった学生の修学の支援実施要項」改正、「東京大学における障害をもった教職員の支援実施要項」制定 平成18年4月 バリアフリー支援室本郷支所開設(理学部旧1号館) 平成19年4月 バリアフリー支援室駒場支所、駒場Iキャンパス8号館へ移転 平成20年11月 バリアフリー支援室新体制ワーキング設置 平成21年3月 バリアフリー支援室新体制ワーキング解散、バリアフリー支援室規則制定 平成21年4月 専任の室長と本郷駒場両支所長を置くバリアフリー支援室新体制の発足 平成21年12月 「東京大学における障害のある学生の修学の支援実施要項」改正、「東京大学における障害のある教職員の支援実施要項」改正 平成22年6月 バリアフリー支援室本郷支所、御殿下の学生支援センター内へ移転 平成25年4月 「東京大学におけるバリアフリーの推進に関する指針」制定、「東京大学における障害のある学生の修学の支援実施要項」廃止、「東京大学における障害のある教職員の支援実施要項」廃止、「東京大学バリアフリー支援室における学生及び教職員の支援実施要項」制定 平成27年7月 「障害者差別解消法に向けた対応検討会議」の設置 平成28年3月 「障害者差別解消法に向けた対応検討会議」の解散、「東京大学における障害を理由とする差別の解消に関する対応要領」制定、「東京大学における障害を理由とする差別の解消に関する対応要領の留意事項」制定、「東京大学障害者差別事案解決委員会」の設置、「東京大学障害者差別事案解決委員会規則」制定 平成28年11月 バリアフリー支援室本郷支所柏分室開設(柏キャンパス新領域基盤棟) -----6 現・組織体制  バリアフリー支援室は、担当理事、室長、本郷・駒場の各支所長をはじめとする計35名の教職員からなる室員と、本郷・駒場各支所スタッフ(事務職員及びコーディネーター)から構成されています。  また年2回開催される「バリアフリー支援連絡会議」では、室員のほか、各部局で選任された「支援実施担当者」、その他室長が必要と認める教職員が一堂に会して、全学のバリアフリー化推進に関する事項及びバリアフリー支援室の運営において特に重要な事項について協議します。 図:東京大学バリアフリー支援室組織図 担当理事の下に室長がいて、室長の下に室員がいます。その下に本郷支所、駒場支所があり、本郷支所には本郷支所長がいて、専任教員・支援コーディネーター・事務職員が配置されています。駒場支所には駒場支所長がいて、専任教員、支援コーディネーター・事務職員が配置されています。本郷支所の下に柏分室があり、支援コーディネーターが配置されています。 バリアフリー支援室にはバリアフリー支援連絡会議が設置され、会議のメンバーは室長、担当理事、各支所長、室員、本部関係部長及び関係課長、各部局支援実施担当者、室長指名者(専門家等)によって構成されています。 また、バリアフリー支援連絡会議のもとに、さらに支援促進検討部会、施設改善検討部会、雇用改善検討部会が設置されています。 連携・協力機関として、本部事務関係部署(教育・学生支援部、人事部、財務部、施設部)、学生相談ネットワーク本部、教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター、先端科学技術研究センターバリアフリー系があります。 また、支援学生団体等、外部専門家、外部機関等とも連携・協力しています。 -----end