-----p1 バリアフリー支援室の支援を受けられた方へ バリアフリー支援室では、支援を受けられた方のデータを用いた研究を行っています。 【研究課題】 バリアフリー支援室の支援記録を利用したデータベースの包括的後ろ向き解析 【研究機関名及び本学の研究責任者氏名】 この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。 研究機関:東京大学バリアフリー支援室 研究責任者:東京大学バリアフリー支援室・切原賢治 【対象となる方】 2004年4月1日以降にバリアフリー支援室の支援を受けられた方。 【研究の意義と目的】  バリアフリー支援室では、様々な障害の支援を行っております。 障害は視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害、精神障害をはじめとして多岐にわたっております。 高等教育機関では、障害のある学生および教職員に合理的配慮を提供することが義務とされていますが、配慮の合理性についてはコンセンサスが得られていません。  このような問題を解決するためには、前向き研究(研究目的を決定した後、参加者をいくつかの群に振り分けさせていただき、その経過を追わせていただく研究)が重要ですが、その基盤として、後ろ向き研究(今までの支援データを解析して、自然経過を見させていただく研究)が非常に重要となります。 【研究の方法】  この研究は、東京大学倫理審査専門委員会の承認を受けて実施するものです。 バリアフリー支援室を利用された方のデータを収集して解析いたします。 対象となるデータは、支援の際に得られた障害に関する情報、授業・試験の構成、支援のコストなどです。 東京大学で他の研究に参加されている方は、研究として得られたデータも対象となります。 この研究で新たにご負担いただくことはありません。  この研究は、過去の支援記録を用いて行われますので、該当する方の現在・未来の支援内容には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。 得られた結果は学会、論文、書籍などで発表させていただきます。 個別の事例として報告させていただくこともあります。 【個人情報の保護】  この研究に関わって収集される試料や情報・データ等は、外部に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。 -----p2  あなたの情報・データ等は、解析する前に氏名等の個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上で、支援室において厳重に保管します。  この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は支援室までご連絡ください。 連絡をいただいた日以後の研究にはあなたのデータを使用しません。 しかし、連絡を受けた時点で解析、学会発表、論文投稿等がすでになされていた場合、これらを修正するのは困難であるため、連絡日より前に遡ってデータを削除したり解析を修正したりはしません。 ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせて頂きます。 なお、この研究への参加をお断りになった場合にも、将来にわたって当室における支援において不利益をこうむることはありません  研究結果は、個人が特定出来ない形式で、学会、書籍等で発表されます。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後10年間保存されます。 ご不明な点がありましたら支援室へお尋ねください。  この研究に関する費用は、東京大学バリアフリー支援室の校費や委任経理金から支出されています。 本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。 尚、あなたへの謝金はございません。 【問い合わせ先】 東京大学バリアフリー支援室 切原賢治 住所:東京都文京区本郷7−3−1 電話:03-5841-1715(内線21715) URL:https://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/contacts/formadd 2023年8月 -----end