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学生の方


支援の例

【視覚障害のある学生への支援】

■書籍、資料の各種加工

  • 文字拡大:視覚障害のある学生それぞれの見え方に応じた文字サイズ、フォント、コントラストで拡大します。
  • PDFデータ化:視覚障害のある学生がパソコン等の画面拡大機能を用いて読むことができるようPDFデータに加工します。
  • テキストデータ化:視覚障害のある学生が音声読み上げソフトを用いてパソコン等で読む(聞く)ことができるよう、テキストデータに加工します。テキストデータ化作業とは、書籍や資料をスキャナーで画像データとして取り込み、OCRソフトを使って文字データに変換し、校正・レイアウト修正をするという一連の工程のことです。
  • 点訳:自動点訳ソフトを用いて、テキストデータを点訳(点字データ化)します。書籍類の点訳は、業者に依頼することもあります。

■対面朗読

視覚障害のある学生に対面で書籍や資料などを読み上げます。本学の図書館(総合図書館・駒場図書館)には、専用の対面朗読室があります。

代筆・代読

授業等で筆記を求められる場合に、その場で記載事項を読みあげ、視覚障害のある学生の口述内容を代筆します。また、授業中の板書、プロジェクタ、字幕などの視覚的情報をその場で読みあげたり、ノートにとっておき、後で読みあげたりします。

文献や資料の検索、整理等の補助

図書館等に同行して視覚障害のある学生の研究活動に必要な文献や資料を探したり、収集した活字資料を整理したりする際の補助を行います。

【聴覚障害のある学生への支援】

パソコンテイク

2名のパソコンテイカーが、その場の音情報をパソコンに連携入力して聴覚障害のある学生に伝えます。パソコンテイク専用のソフトを使用します。支援をする際には、事前に講座の受講が必要です。

■ノートテイク

聴覚障害のある学生の隣で、2名のノートテイカーが交代しながら、その場の音情報をルーズリーフに文章で書き取っていきます。支援をする際には、事前に講座の受講が必要です。

■ノート作成

聴覚障害のある学生が手話通訳を見ていたり、聞くことに集中したりしていてノートを取れない場合に、サポートスタッフが代わりにノートを作成します。

字幕挿入

授業で字幕のない映像教材を使用する場合に、映像教材を事前に入手して音情報の文字起こしを行い、映像に字幕を挿入します。専用のソフトを使用します。字幕挿入が間に合わない場合には、文字起こししたデータを聴覚障害のある学生に提供します。

【肢体不自由のある学生への支援】

ノート作成

上肢に障害があり筆記に困難を伴う学生の代わりに、サポートスタッフがノートを作成します。板書内容を書き写すほか、当該学生の指示に応じて補足事項等を書き込みます。

■代筆

上肢に障害があり筆記に困難を伴う学生の口述内容を、サポートスタッフが代筆します。

書籍、資料のPDFデータ化

上肢に障害があり書籍等のページをめくることが困難な学生が、パソコンやタブレット端末等を使用して読むことができるようPDFデータに加工します。

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